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厳島神社の舞楽
(いつくしまじんじゃのぶがく)
舞楽とは舞を伴う雅楽のことで、インドで発祥し、中国、朝鮮半島を経由して、奈良時代に伝来したものと考えられている。当初は朝廷の式楽であったが、次第に畿内の有力寺社でも演じられるようになっていった。厳島神社の舞楽は、平安時代末期、平清盛が四天王寺から伝えたものといわれている。現在厳島神社で演じられている楽曲は、振鉾、萬歳楽、延喜楽、太平楽、狛鉾、胡徳楽、蘭陵王、納曽利、甘州、林歌、抜頭、還城楽、桃李花、賀殿、一曲、蘇利古、散手及び貴徳の18曲。
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