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尾道市立美術館
(おのみちしりつびじゅつかん)
瀬戸内海を一望し、また、桜の名所として知られる千光寺公園に建つ尾道市立美術館は、市民による草の根運動から始まって、昭和55(1980)年に尾道市制施行80年を記念して開館しました。市内の西郷寺本堂(重要文化財)を模したユニークな姿の美術館は、この深い郷土愛に根差して実現されたものです。
平成15(2003)年には、国際的な建築家、安藤忠雄氏の設計によるリニューアル・オープンを経て、平成22(2010)年には開館30年を迎えました。
展覧会では、特別展として国内外の著名な美術を、企画展として収蔵作品などを中心にテーマを定めて開催しています。その他、展覧会ごとに記念講演会やワークショップなどを行って、来館者の方々により親しく美術に触れていただこうと努めています。
主な所蔵品としては、洋画家、小林和作(尾道市名誉市民)の作品を中心に、日本画家、森谷南人子や楠瓊州ら尾道ゆかりの作家に、ジョルジュ・ルオーら19世紀フランス絵画などがあります。
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