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安浦歴史民俗資料館
(やすうらちょうれきしみんぞくしりょうかん)
旧安浦町が生んだ洋画家南薫造(くんぞう)画伯の生家を活用した歴史民俗資料館と、南薫造記念館が完成したのは、昭和60年(1985)4月24日。
南画伯は、明治16年(1883)同町内海(うちのうみ)に生まれ、広島一中を経て、明治40年東京美術学校洋画科を卒業。同年イギリスに留学。明治43年帰国。大正10年(1921)から文展、帝展の審査員を務めた。戦後は帰広し、文展、光風会展などに出品を続けた。代表作に「六月の日」、「春先」などがある。昭和25年に67歳で没した。
生家は、医者であった。江戸後期に建てられた居宅は、画伯の死後家族が上京されて、荒れていた。これを復元し町の資料館にした。木造2階建て、黒瓦葺き。さすが往時の医家らしい、がっちりした造作である。1階に、南家の所蔵品や、明治時代の教科書、医書、日常生活用具、土間や台所には町内から収集した農具、漁具などが整然と展示されている。
記念館は裏の土蔵跡に、鉄筋コンクリート平屋建てで、ここに油絵13点を展示。別棟の木造アトリエも改修され、カンバス、絵筆などを置いている。面白いのは、玄関のアプローチから記念館、アトリエにかけて通路に敷き詰めている「記名れんが」。2000円と引き換えに町民の名前をれんがに刻み埋め込んだ。
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