HOME
サイトマップ
お問い合せ
名称
名称(ふりがな)
所在地
解説
すべて
※キーワード入力後、検索ボタンをクリックして下さい。
吾妻山
(あづまやま)
広島、島根の県境にそびえる比婆山連峰の雄峰。吾妻山と聞くだけで、山名に古いロマンの秘められていることを連想する。
山名の由来だが、神話伝説の宝庫、霊山といわれるだけに、国生みの神々にまつわる。伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が、比婆山に眠るその妻伊邪那美命(いざなみのみこと)を追慕し、遠く比婆山を望んで、「吾が妻よ」と、呼びかけた。このことにちなんで、いつのころからか「吾妻山」と呼んだ。神話伝説のふるさとにふさわしい山名である。
国定公園に指定されている吾妻山は、標高1,240メートル。緑の芝生、ブナの原生林、高山植物のキンポウゲ類や、レンゲツツジ、マツムシソウなどの花々、四季おりおりの小鳥のさえずりなど楽しめる。
12月下旬からは、本格的な積雪となり中国山地を望む広大なゲレンデに、スキーヤーたちの歓声があがる。
広大な草原の中に、昔、砂鉄採取のかんな流しに使われた池が点在する。この水を引いた水路が山の中腹に一線を画している。時おり放牛の群れが、山上の池にきて、水を飲む。
大自然のふところ深く、神話のふるさとに抱かれて、命を洗われる吾妻の山である。
前のページへ戻る
HOME
トピックス一覧
伝統文化
歴史文化
生活文化
自然文化
人材情報
関連リンク
出典・執筆協力者リスト
個人情報保護方針
サイトマップ
お問い合せ