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歴史文化

ひろしまの礎(いしずえ)〜人・文化〜

中国山地の文化

  広島県を地形的に大きく区分すると、中国山地・瀬戸内沿岸・島嶼部の三つに分けられる。 中国山地は、北側を標高1000〜1300mの山々が連なる脊梁山地で区切られ、南側は標高300〜450mの台地上にある北広島町・明神峠、安芸高田市上根峠、世羅台地、府中市上下町を結ぶ分水嶺の北側地域を指す。 この地域は海抜約100〜1300mで、中国地方最大の流域面積をもつ江の川が多くの支流を集めて流れ、変化に富んだ地形をつくっている。 この地域に人々が住み始めるのは、約3万年前のことである。 以後、人々は自然と闘い、農耕をはじめ、各種産業と関わりを持ちながら、歴史や文化をつくってきた。以下、中国山地を舞台とした特色ある文化について、紹介する。

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