広島県の文化資源画像

海田新町頂載(かいたしんまちちょうさい)

 「頂載(ちょうさい)」とは、約1.8メートル四方の屋台に直径21センチメートル、長さ約13.5メートルの杉丸太を通した巨大な山車である。重さは約2.5トンあり、これを50〜60人で担ぐ。毎年熊野神社の秋祭りの際に行われ、新町を出発し、町内を練り歩いた後、熊野神社に奉納される。かつて海田町内には、熊野神社に奉納される海田市地区(新町・稲荷町・中店・上市)の4台、春日神社に奉納される東海田地区(畝)の1台、計5台があった。戦後一時廃止され、現在は新町頂載保存会による1台だけとなっている。
16002.jpg

前のページへ戻る