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三原神明市
(みはらしんめいいち)
備後路に春の訪れを告げる三原神明市は、毛利元就の三男小早川隆景が三原城を築城して以来、440年の歴史を持つ伝統的な祭りで、毎年、2月の第二日曜日を含む金・土・日に開催される。
産物の交易と藩の産業振興を図る目的で市(神明市)がたち、江戸末期になると、縁起物としてだるまが売られるようになったことから、通称「だるま市」と呼ばれるようになった。神明市に集まった人々は、家族の数だけだるまを買い求め、背中に一人ひとりの名前を書き、神棚に供えて一年の無事を祈ったといわれている。
期間中、通りには,高さ4.3メートル、直径3.5メートル、重さ180キログラムの大ダルマが掲揚され、神明市のシンボルになっている。
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