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桐下駄
(きりげた)
ひと昔前までは、日本人の履物といえば下駄が一般的であったが、戦後の経済成長の中で化学原料で作られた靴が普及し、下駄作りは衰退していった。需要が完全に無くなったわけではないが、次々と下駄職人が廃業していき、澤田桐下駄製造工場二代目・澤田満明さん(〜平成19年7月)が広島県でただ一人の職人となった。澤田さんは原木の伐り出しから完成まで、すべての工程を自らの手で行い、納得のいく製品だけを作り続けていた。
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