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木下夕爾句集
(きのしたゆうじくしゅう)
入日いま大きく赤し山つつじ
「木下夕爾句集」の「春昼」の項にある1句。沼隈町平家谷での作であり、福泉坊前庭に句碑となっている。入日に赤く映ゆるつつじの花―誠に伝説の山里にふさわしい情景である。
木下夕爾は、詩人であると同時に俳人でもあった。俳句に手を染めたのは、あの重苦しい戦争のさ中「何事も手につかず暮していた私は、俳句といふ未知の詩型に親しむことによってわづかに日々の孤独をなぐさめられて」と自ら語っている(句集「遠雷」あとがき)。
その俳句に詠み込まれたのは、詩と同様に、ふるさと周辺のなつかしい風物であり、そのやさしさすがすがしさである。そこに作者の研ぎ澄まされた近代感覚が投影することによって独特の”知的叙情”が生み出された。
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