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田舎の食卓
(いなかのしょくたく)
「田舎の食卓」は、木下夕爾の第1詩集で、名古屋で学業を終えた翌昭和14年(1939)に自費出版された。そこに収められた23編の詩編は、いずれも淡彩清新な情趣にあふれたものとして、その年の「文芸汎論」年度賞に選ばれている。
その題材の多くは夕爾の生まれ育ったふるさとの村、上岩成村(現福山市御幸町)での見聞嘱目をもとにしたもので、詩集の題名ともなった
「田舎の食卓」一編でも
乾草いろの歳月が燃される
僕のまわりで
あの蜜蜂の翅(はね)の音が
僕を煮る
悲哀の壺で
ああ とろ火で
と“乾草”や“蜜蜂”をうたっている通りである。
昭和40年(1965)没。生家の隣りに句碑がある。
家々や菜の花いろの燈(ひ)をともし
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