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お知らせ : 二葉山山麓七福神めぐり!

掲載日時: 2012年12月27日

広島駅新幹線口から歩いてめぐることができる「二葉山山麓七福神めぐり」
広島城から見て「鬼門(北東)」にあたる二葉山の山麓には、多くの神社仏閣があります。新年のスタートに、数百年にわたって広島の鬼門を守護し続けてきた神社仏閣を散策しながら開運祈願の七福神めぐりはいかがですか。

 
 約400年前の戦国時代、毛利輝元が太田川デルタに城を築き、この地を「広島」と命名しました。その後広島藩主は福島正則、浅野氏とかわりますが、歴代の藩主は城の鬼門の方向に当たる二葉の里方面(広島市東区)に領内鎮護のため、お寺や神社を整備しました。そのためこの地域には神社仏閣が多く集まり、今では数多くの文化遺産が楽しめる「二葉の里歴史の散歩道」として親しまれています。
 「二葉の里歴史の散歩道」は、牛田新町の不動院⇒二葉の里⇒矢賀駅までの間に点在する由緒ある神社・仏閣や史跡などの文化遺産を結んだ散歩道で、1983年に広島市が指定したものです。これらの沿道には、国宝1点、国指定重要文化財6点、県指定重要文化財2点、市指定重要有形文化財15点と貴重な文化財が多数あり、広島市の文化財の宝庫といえる地域です。
 また、広島駅新幹線口付近の二葉の里から山根町周辺には七福神を祭った神社やお寺があり「二葉山山麓七福神めぐり」として人気を集めています。七福神詣では、新年に七福神を祭った神社を巡拝し福徳を祈る江戸時代に盛んに行われるようになった風習です。2013年のスタートに、古くから伝わる開運祈願の七福神詣でと歴史探訪を楽しみに二葉の里歴史の散歩道へでかけてみてはいかがですか。

「二葉山山麓七福神めぐり」
■場所:広島市東区二葉の里
※広島駅新幹線口から歩いてめぐることができます。所要時間(目安)約2時間
詳しくは⇒「二葉の里歴史の散歩道」をご覧ください。
 饒津神社・・・恵比須天(商売繁盛の神)
 明星院・・・毘沙門天(融通招福の神)
 鶴羽根神社・・・弁財天(智恵財宝の神)
 広島東照宮・・・福禄寿(招徳人望の神)
 尾長天満宮・・・寿老人(富貴長寿の神)
 國前寺・・・大黒天(福徳開運の神)
 聖光寺・・・布袋尊(笑門来福の神)