尾道市出身の日本画家・平山郁夫（1930−2009）は、仏教やシルクロードを題材とした作品や、世界の文化遺産保護活動に精力的に取り組まれたことで知られています。世界の文化遺産を題材とした画業、終生にわたる芸術への情熱、故郷への思いなどに触れながら平山画伯の作品を鑑賞する「平山郁夫連続セミナー　アートオアシスin広島」。8月2日（土）から全4回にわたり開催いたします。

平山郁夫美術館と連携して共同で開催してきた同セミナー。昨年度から広島県立美術館も新しく共催として加入し、今年で5年目となります。
　今年度のテーマは「平山郁夫絵画の原点」。会場は広島県立美術館　地階講堂で、各回とも参加は自由です。お気軽にご来場ください。

【開催日程】
■第1回「再興日本美術院百年史」
日時：8月2日（土）10：30〜12：00
講師：藁谷実（広島市立大学　美術学科教授）

■第2回「玄奘三蔵苦難の旅と平山郁夫の菩薩行」
日時：9月6日（土）10：30〜12：00
講師：白鳥正夫（文化ジャーナリスト）

■第3回「平山郁夫が提唱したシルクロード世界遺産の道」
日時：10月4日（土）10：30〜12：00
講師：白島正夫（文化ジャーナリスト）

■第4回「トルコ文明の十字路を行く」
日時：11月1日（土）10：30〜12：00
講師：平山助成（平山郁夫美術館館長）

【会場】
広島県立美術館　地階講堂（広島市中区上幟町2−22）

【主催】平山郁夫セミナー実行委員会（広島県立美術館、（公財）平山郁夫美術館、（公財）ひろしま文化振興財団）

【参加費】
500円（1回当たり・予約不要）

【問い合わせ先】
公益財団法人ひろしま文化振興財団事務局
〒730−0051広島市中区大手町1−5−3広島県民文化センター内
電話　082−249−8385