イベント : 合併10周年企画展「三原市の文化財展〜文化財を守り伝える〜」
平成17年に1市3町が合併し新・三原市が誕生しました。10年の節目となる本年、10月12日(月)まで三原リージョンプラザ展示ホール(三原市)にて、文化財の「保存と継承」をテーマとした展示を行います。
現在残っている文化財は、先人たちが大切に保護・修復を行い、今日まで伝わってきました。本市でも歴史的・文化的な価値が認められるもの、保護が必要だと考えられるものを調査・研究し、文化財指定を行い文化財の保存と継承に努めています。
本市の文化財の中で、これまでに修復を行った仏像や絵画を公開し、普段見ることのできない修復過程もパネルにて紹介いたします。
また合併後、新たに本市重要文化財に指定された文化財もあわせてご覧いただけます。
本展示を通して、文化財の修復・保存について皆さんに広く知っていただき、文化財に対する理解と次世代への継承について考えていただく機会になればと考えています。
【合併10周年企画展「三原市の文化財展〜文化財を守り伝える〜」】
期間:2015年9月5日(土)〜10月12日(月)
開館時間:10:00〜18:00(但し、入館は17:30まで)
会場:三原リージョンプラザ展示ホール(三原市円一町2丁目1−1)
入場料:一般300円、大学生100円、障がい者手帳をお持ちの方及び高校生以下無料
問合せ:三原市教育委員会文化課0848―64―9234
【関連行事】講演会
会場:三原リージョンプラザ2階文化ホール
料金:3回通し券1,000円、当日券500円(席に余裕がある場合に販売)※文化課(城町庁舎2階)にて通し券を販売します
定員:400人
■第1回「博物館等における展示・収蔵環境について」
日時:9月13日(日)13:30〜
講師:宇田川滋正氏(文化庁美術学芸課文化財管理指導官)
■第2回「三原市の文化財修復―小早川隆景画像・登覧画図―」・「仏像の修復について」
日時:9月20日(日)13:00〜(※2本立の為、開始時間が早まっています)
講師:関地久治氏(有限会社墨仙堂代表取締役)、高橋利明氏(楽浪文化財修理所所長)
■第3回「東京大学史料編纂所の活動―広島県内を中心に(仮)―」
日時:9月27日(日)13:30〜
講師:井上聡氏(東京大学史料編纂所助教)