イベント : みよし風土記の丘ミュージアム(広島県立歴史民俗資料館)新春の展示会『春を待つ 三次人形とひな人形』
みよし風土記の丘ミュージアム(広島県立歴史民俗資料館)(三次市)では、1月26日(金)から3月25日(日)まで、新春の展示会『春を待つ 三次人形とひな人形』を開催します。
ひな人形を飾り桃の花や白酒を供えて女の子の健やかな成長と幸せを祈る「ひなまつり」は、「桃の節句」とも呼ばれていますが、広島県北部では、「節句」と呼んでいます。旧暦の3月3日(慣習的に現在の4月3日)に行い、女の子だけでなく子どもの健やかな成長を祝い、初節句に贈られた土人形「デコ」をひな壇に飾っています。
今回の展示会では、県北のひな壇を飾る県内唯一の土人形となった三次人形の「天神」・「娘物」・「武者物」など、約30体を展示するとともに、その製作技術を紹介します。また、10組以上のひな壇飾りを並べ、明治時代から現代に至るまでのひな人形の移り変わりを紹介します。
「節句」を待ちわびる素朴さの中に美しさを湛える三次人形とあでやかなひな壇飾りが新春を迎えたみよし風土記の丘ミュージアムを彩ります。ぜひお越しください。
※写真説明(広島県立歴史民俗資料館蔵)
1枚目 三次人形「扇持ち娘・立娘・傘持ち娘」
2枚目 三次人形「天神・女(おんな)三番(さんば)」
3枚目 新春展『春を待つ 三次人形とひな人形』ポスター
『春を待つ 三次人形とひな人形』
【会期】平成30年1月26日(金)〜3月25日(日)
【時間】9:00〜17:00(入館は16:30まで)
【休館】毎週月曜日(2月12日は開館)
【会場】みよし風土記の丘ミュージアム(三次市小田幸町122)
【料金】一般200(160)円、大学生150(120)円、高校生まで無料
※( )は20名以上の団体料金
関連行事
■記念講演会
日時:平成30年3月3日(土) 14:00〜16:00
演題:「三次人形とひな人形の歴史」
講師:三谷範子(福山自動車時計博物館学芸員)
■琴・尺八演奏会
日時:平成30年2月24日(土)・25日(日)(1)11:00〜12:00 (2)14:00〜15:00
演奏:小田きみこ(箏)、田高輝夫(尺八)
■展示解説会
日時:平成30年2月4日(日)14:00〜14:45、3月18日(日)13:00〜13:45
解説:広島県立歴史民俗資料館職員