福山城の伏見櫓に関する新発見を交え、福山城の魅力について語る「備後福山城の魅力」が7月13日（土）広島県民文化センターふくやま　文化交流室（福山市東桜町）にて開催されます。

2022年、福山城は築城400年を迎え、「令和の大普請」と言われた整備事業によって、鉄板張りが復元されるなど、注目を集めました。その節目の年に、福山城の櫓が1世紀以上違う呼び名で呼ばれていたことが、福山市在住の若手福山城研究家、野毛幸司さんの研究によって判明しました。

野毛さんは、小学生のころから福山城に興味を持ち、会社員を続けながら独自に研究活動を行っています。福山城に並々ならぬ情熱を持つ野毛さんならではの視点で、福山城の魅力を知ることができるのが、ひろしまアートラウンジ「備後福山城の魅力」です。

第１部では、野毛さんが新たに発見した福山城の伏見櫓に関する資料を発表し、その内容を詳しく紹介します。また、福山城の伏見櫓は、京都伏見城から移築されたということで、第２部では、その伏見城に深い見識を持つ伏見史研究家、若林正博さんをお招きし、野毛さんとの城談義が繰り広げられます。

城の魅力はもちろん、歴史を紐解き真実に迫る研究家の活動も必見です。この機会をお見逃しなく。

【関連情報】
ブンカッキーネットひろしま「広島文化新人賞受賞者に聞く〜野毛幸司さん」
ひろしま文化大百科「福山城伏見櫓・筋鉄御門」「福山城跡」


ひろしまアートラウンジ「備後福山城の魅力」
【日時】7月13日（土）14：00〜16：10（開場13：30）
【場所】広島県民文化センターふくやま　文化交流室
（福山市東桜町1-21）
【参加料】無料
【定員】100名（先着順・申し込み不要）
【問合せ先】（公財）ひろしま文化振興財団福山分室
（福山市東桜町1-21　広島県民文化センターふくやま内）
TEL：084-921-8204