イベント : 沖江田楽大花田植〜5年ぶりの開催〜
掲載日時: 2008年05月21日
三次市三良坂町沖江地区に古くから伝承されてきている民俗芸能「沖江田楽」が、5年ぶりに開催されます。
「みらさか土地区画整理事業」により、新田が1つできたことを記念しての実施ということです。
「沖江田楽」の始まりは鎌倉時代とされ、現在は三次市無形文化財にも指定されています。その保存・継承のため、地元保存会の皆さんが小・中学校などへ指導に出向き、後継者育成に尽力されています。今回の大花田植には、これまでに指導を受けた小・中・高校生なども早乙女として参加します。
先ずは、市街地を田植踊りの行列を行い、造成された新田で五穀豊穣と牛馬安全供養を祈願。そして、飾り牛を先頭に、大太鼓・小太鼓・鉦やささらの田楽ばやしにのって、早乙女が絣の着物に手甲・脚絆・すげ笠姿で田植えをします。総勢およそ100名くらいが参加する大絵巻が、初夏の水田に繰り広げられます。
そのほか、早乙女の衣裳を着て田植体験をする早乙女さんも募集しています(若干名)。また、地元産の新鮮野菜の市や、観光協会等によるバザーなども開かれるそうです。
初夏の一日を、田園風景の中で、昔の人々の生活に思いをはせながら過ごしてみるのも楽しそうです。
【日時】平成20年6月8日(日)10:00〜
【場所】JA三次 三良坂支店裏
【主催】みらさか沖江田楽大花田植実行委員会
【問い合わせ先】TEL(0824)44−4511(みらさか沖江田楽大花田植実行委員会事務局)