子どもの頃、よく尋ねられたものです。「大人になったら、何になるの？」
ピアニスト、バレリーナ、歌手・・・などと、答えられた方も多いのではないかと思います。
　現在、広島県内でも、多くの子どもたちが、様々な文化芸術活動に取り組んでいます。そんな次代の広島の文化を担う子どもたちに焦点を当てた祭典が、１１月２３日(日)に開催されます。


　主催者によれば、「子どもたち（主に小・中学生）に、日頃の文化活動の成果を、全県的な規模で発表する機会を提供したい。特に、大きな舞台を経験することで、より大きく羽ばたく機会となれば」ということです。
　オープニングには、バレエを習う少女ならば誰でもが憧れる、広島県出身のバレリーナ、森下洋子さんの幼少時の映像などが流される予定です。
　第一部「伝えたい　ひろしまの心」では、広島に伝わる伝統芸能や地域の歴史など、過去から現在、そして未来へと継承される文化を紹介。全国大会でも入賞経験のある、広島文教女子大学附属高等学校和太鼓部による文教太鼓の模範演技なども披露されます。
　第二部「かなえたい　ぼくの夢　わたしの夢」では、バトントワリング、バンブーオーケストラ、ダンスパフォーマンスなど、夢に向う子どもたちの活動の成果が披露されます。また、すでに夢をかなえた広島県出身のプロの演奏家によるヴァイオリン・ハープの演奏なども行われます。
　そしてフィナーレは、出演者全員による、広島県ゆかりの童謡の大合唱。大人も子どもも楽しめる、盛りだくさんな内容となっています。
　その他、ロビーでは、人の心を癒すアザラシ型ロボット「パロ」と遊ぶコーナーやけん玉を体験するコーナー、また、子どもの絵画や文芸作品を展示するコーナーなどが設けられます。
晩秋の一日を、是非、文化でお楽しみください。
　
【開催日】2008年11月23日（日）
【時　間】開場：１２：００〜　開演：１３：３０〜
【会場】ALSOKホール（旧広島郵便貯金ホール）　※広島市中区白島北町19−1
【入場料】無料
【内容】
■第一部　
・オープニングアクト／芥川瑞枝バレエ研究所
・文教太鼓／文教女子大学附属高等学校和太鼓部
・子ども神楽／大塚子ども神楽団
・子どもミュージカル／市民ミュージカルネットワーク
■第二部
・バンブーオーケストラ／ビッグバンブーオーケストラ
・ダンスパフォーマンス／DANSPORTKID&DANSPORT
・弦楽アンサンブル／沙羅（バイオリン／白井朝香，ハープ／松浦洋子）
・子どもバトントワリング／広島バトン
【主催】けんみん文化祭ひろしま実行委員会、中国新聞社
【問い合わせ先】けんみん文化祭ひろしま実行委員会事務局
TEL: 082−222−3774、FAX: 082−222−7133　　　　　　　　
※詳細はこちらから
　　→http://www.hiroshima-kenbunsai.jp/nittei/index.htm