インタビュー : 広島文化賞新人賞受賞記念公演「Crystal ヴァイオリン・リサイタル」
広島県呉市出身、27歳という若さで数々の輝かしい受賞暦を持ち、現在、大阪フィルハーモニー交響楽団首席コンサートマスターを務めておられる長原幸太氏。この度、2009年2月7日に開催される広島文化賞新人賞受賞記念公演「Crystal ヴァイオリン・リサイタル」を前に、インタビューを行いました。
*ヴァイオリンとの出合いについて教えてください。いつ頃どんな出合いだったのでしょうか?
5歳の時、ヴァイオリン好きの母親から勧められて始めました。母親はピアノをやっているので、一緒に合奏が出来るようになればいいなぁと思って勧めてくれたようです。
*ヴァイオリンを通して感じたもの、学んだことは?
ヴァイオリニストは一人では生きていけない。室内楽やオーケストラ、そしてソリストも、いろんな人との協演です。ですから、人とのつながり、ふれあいが大事だと思います。
*音楽活動でこれから実現したい夢は何ですか?これからどういう方向にむかっていかれるのでしょうか?
僕の音楽を聴いてくださる方が慰められたり、楽しくなったり、元気が出たり、ということになれば嬉しいです。大きな目標は、生涯元気に現役でいたいということです。
*初めてリサイタルを聴くという方に、「Crystal ヴァイオリン・リサイタル」を聴くうえでのアドバイスがあれば、お願いします。
クライスラーの小品は、どこかで聴いた事があると思われるかもしれませんが、他の曲は、もしかしたら皆さんにあまり馴染みが少ないかもしれません。でも固くならずに聴いてもらいたいです。難しく聴こうとせず「あぁきれいな曲だなぁ」とか「かっこいい曲だなぁ」という単純な聴き方で聴いて頂きたいです。
*「Crystal ヴァイオリン・リサイタル」へ向けての抱負を語ってください。
曲数、曲の難易度ともに充実したプログラムですが、自分自身も楽しんで演奏したいと思います。是非、多くの方々に聴いて頂きたいと思います。
ありがとうございました。
2月7日のヴァイオリン・リサイタル、楽しみです。
【日時】
2009年2月7日(土)15:30開場 16:00開演
【会場】
広島県民文化センターホール(広島市中区大手町1-5-3)
【プログラム】
サン=サーンス:ヴァイオリンソナタ第1番 2短調OP.75
プーランク:ヴァイオンリンソナタ「ガルシア・ロルカの思い出に」FP.119
クライスラーの小品集より
(*変更の場合あり)
【入場料】
一般:2,000円
高校生以下:1,000円
(全席自由・消費税込み)
【お問合せ】
(財)ひろしま文化振興財団
082−249−8385