イベント : 全国の神楽が広島に集結!〜全国神楽フェスティバルinひろしま〜
2010年1月、全国の神楽が広島に集結します。
全国9ブロック(北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国、四国、九州)を代表する神楽(9団体)と広島県の神楽(8団体)が一堂に会し、各地に伝わる伝統の舞いを3日間にわたって披露します。
全国神楽フェスティバルinひろしま実行委員会事務局の平田さんにお話を伺いました。
●一言で神楽といっても、地域によって随分違うものなのでしょうか?
全国には、伝説や神話、歴史上の人物を劇化して演ずる神楽のほか、湯を用いて神事をとり行う湯(ゆ)立(だて)神楽や、祭等でよく見られる獅子舞、巫女(みこ)や修験者の山伏(やまぶし)などが行う神楽など様々な神楽があります。古いものでは数百年から千年以上の歴史をもつものもあります。それぞれ起源も異なり、地域の豊かな自然環境やそこに暮らす人々によって連綿と受け継がれ育まれてきたため、地域が近くても少しずつ違っていたりします。
広島県だけをみても各地で様々な神楽が伝えられています。文化庁の重要無形民俗文化財に指定されている比婆荒神神楽をはじめ、安芸十二神祇(じんぎ)や芸予神楽、備後神楽、そして、神楽団の数が多く人気を誇っているのが県北西部を中心とした芸北神楽です。芸北神楽は、テンポのよい舞いとお囃子、わかりやすいストーリーにきらびやかな衣裳などにより観客を魅了しています。
●開催の目的は?
広島は全国的にみても神楽が大変盛んな地域です。年間を通じて神楽の競演大会などが県内各地で開催され、多くの神楽ファンを魅了しています。この素晴らしい本県の文化芸術の魅力を、この機会に、全国の皆様に是非知ってほしいと考えています。全国の神楽が一堂に会することで、県内外から神楽を愛する多くのお客様をお迎えし、全国の名だたる神楽とともに本県の神楽をご覧いただき、その魅力を全国各地へと伝えていただくことを願っています。
●見どころは?
全国9ブロックから、国の重要無形民俗文化財に指定されている5つの神楽をはじめ、歴史と伝統ある神楽が、ここ広島で一度に見られる大変貴重な機会になると思っています。さらに本県からも人気の高い神楽団が日替わりで出演します。他県の珍しい神楽と本県の神楽を見比べてみたり,各地に伝わる神楽から古来の人々の生活の営みやスピリットに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
また、会場では出演する神楽団が所在する地域の観光物産展も行います。こちらもどうぞお楽しみに。
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前売り券好評発売中! 地域の人々によって大切に守り、伝えられてきた全国各地の神楽。それぞれの特色ある魅力を、ぜひこの機会にお楽しみください。
全国神楽フェスティバルinひろしま
【日時】2010年1月9日(土)、10日(日)、11日(月・祝)
開場9:00 開演10:00(終了予定18:30頃)
【会場】ALSOKホール(広島県立文化芸術ホール)
【主催】広島県、(財)自治総合センター、全国神楽フェスティバルinひろしま実行委員会、中国新聞社
【入場料】S席:3,000円 A席:2,000円 B席:1,000円
※全席指定、当日は各500円増し S席、A席は完売しました
【お問い合わせ先】全国神楽フェスティバルinひろしま実行委員会事務局/TEL(082)513−2722
※チケットに関するお問い合わせ/RCC文化センター (082)222−0044
【出演団体・演目等】詳細はこちらをご覧ください↓
http://www.rcc.net/event/09kagura.htm
■本サイト内の比婆荒神神楽に関するページはこちら