イベント : 平山郁夫連続セミナー・アートオアシスin広島
故平山郁夫画伯の絵画作品をとおして、画業や足跡に触れながら国内外の業績を学ぶ「平山郁夫連続セミナー」（全６回）が広島市中区で開催されます。
第１回のテーマは「平山郁夫と玄奘三蔵」
平山郁夫画伯は、生命の危険をおかしながらインドから多くの経論を中国に持ち帰った玄奘三蔵の姿を描いた《仏教伝来》（昭和34年）を制作し、画家として本当の意味でのスタートを切ることができました。
それから9年後、はじめて玄奘の歩んだアフガニスタンの地を訪ね、玄奘の歩んだ道を追体験したいと発願します。その後、100回を越えるシルクロードの取材旅行と、20年にわたる制作期間を経て玄奘の旅した道のりを描いた「大唐西域壁画」は完成されました。
講座第1回は、この「大唐西域壁画」に注目し、平山郁夫画伯と玄奘三蔵との関わりについて、平山郁夫美術館・学芸員の別府一道さんがわかりやすく解説します。
●日時：平成２２年７月２４日（土） １０：００〜１１：３０
●参加費：５００円
●会場：鯉城会館 5階 パール西
（広島市中区大手町1-5-3 広島県民文化センター）
●問合せ先：平山郁夫セミナー実行委員会（（公財）ひろしま文化振興財団、平山郁夫美術館）082-249-8385
【今後の開催予定 会場：鯉城会館】
■第２回 8/7（土） 講師：松�� 哲（平山郁夫美術館研究員）
「平山郁夫シルクロードスケッチ紀行から〜天空の都チベット・ラサ〜」
■第３回 9/4（土） 講師：吉原慎介（尾道大学教授）
「私にとっての平山郁夫」
■第４回 10/2（土） 講師：別府一道（平山郁夫美術館学芸員）
「平山郁夫日本国内スケッチ紀行から」
■第５回 11/6（土） 講師：松�� 哲（平山郁夫美術館研究員）
「平山郁夫シルクロードスケッチ紀行から〜トルコ・カッパドキアの中世修道院洞窟〜」
■第６回 12/4（土） 講師：平山助成（平山郁夫美術館館長）
「平山郁夫からのメッセージ〜平和への思い〜