レポート : 文化芸術によるまちの活性化(みよし国際平和美術館)
三次に妖怪来る!
〜郷土が誇る妖怪物語でまちの活性化〜 広島県三次市のみよし本通り商店街にある築150年以上という町家を活用した「みよし国際平和美術館」。
館長である楠さんの持家をギャラリーにし、世界中から贈られた書・絵画・民俗衣裳・人形などが3千点近く展示されています。それらは、クリスチャンであり、画家でもある楠さんが海外の障害者との交流、キリスト者平和使節団としての訪欧、天津美術学院客員教授などの活動を通じて知り合った世界各国の友人から贈られたものです(観覧無料)。
この「みよし国際平和美術館」が、地元、みよし本通り商店街の活性化に一役買おうと、郷土に伝わる日本一長い妖怪物語「稲生武太夫物怪録」を基に紙芝居やパネルを制作しました。
インタビュー : 「第十六回 尾道薪能(5/12)」にむけて
1992年以来、毎年開催されている「尾道薪能」。
今年も、5月12日(土)の18時より浄土寺阿弥陀堂で開催されます。今や尾道の春の恒例文化行事となり、尾道市の文化振興や観光振興にも貢献しています。
この「尾道薪能」を支えているのが、尾道薪能実行委員会のみなさんです。このたび、その功績により、広島文化賞を受賞しました。この賞は、財団法人ひろしま文化振興財団が広島県内の地域文化の向上、普及に貢献した個人・団体に贈呈しているものです。広島文化賞受賞記念ともなった第十六回の演能ですが、その抱負や「尾道薪能」の魅力について実行委員会会長の堀田克介さんに語っていただきました。
レポート : 地域とアートが出会う「旧中工場アートプロジェクト」
広島市立大学芸術学部現代表現領域の柳幸典助教授や学生が中心となり企画、開催している「旧中工場アートプロジェクト」。4月1日(日)〜22日(日)までの会期中には、広島市環境局旧中工場を始めとして、吉島地域、旧日本銀行広島支店などで3つの企画展を同時開催します。それらを回ってみるとともに、「わたしの庭とみんなの庭」展の企画担当者のお一人である今井みはるさんにお話を伺いました。